皆さんあけましておめでとうございます。お正月はおせち料理を召し上がりましたか?
皆さんはおせち料理といえば何を思い浮かべるでしょうか。
今回はいくつかあるおせち料理に込められた意味や食材の選び方についてご紹介します。
きんとん
【意味】
「金団」と書き、金の集まったもの財宝という意味。今年も豊かな生活が送れますようにとの願いがこもっている。
【食材】
さつまいも、栗の甘露煮
【選び方のポイント】
さつまいもは、つやとはりがあって皮に傷が少ないものを選ぶ。
【特徴】
豊富な食物繊維や加熱しても壊れにくいビタミンCが多く含まれている。
ビタミンCは抗酸化作用があり、がんや動脈硬化の予防や老化防止が期待されている。
黒豆
【意味】
まめに元気にすごせますように、働けますようにという意味がこもっている。
【食材】
黒豆
【選び方のポイント】
大粒である方が煮汁を多く吸い、味や風味が増すためお正月の際は大粒のものを選ぶと見栄えもよい。
【特徴】
カルシウムや肌の弾力を保つコラーゲンを増やしてくれるイソフラボンが含まれる。また黒豆を煮る際にさびた釘を鍋に入れることで鉄の成分が溶け出してより多くの鉄分が含まれる。
紅白かまぼこ
【意味】
赤色は「魔除け」、白色は「清浄」を意味する。
【特徴】
体の筋肉を作るのに大切なたんぱく質を主に含んでいる。
海老
【意味】
火を通すと海老の背が丸くなることから腰が曲がるまで健康に長生きができますようにという意味がこもっている。
【選び方のポイント】
頭のある有頭海老を使うと見栄えが華やかになる。また海老の頭には味噌が入っている為、出汁が出て美味しく味わうことができる。
【特徴】
アルギニンが含まれており疲労回復や滋養強壮の効果が期待されている。
たたきごぼう
【意味】
地中深く根を張るため家族・家業等がその土地にしっかり根を張って安泰にと願ったもの。
【選び方のポイント】
太さが均等でひげ根の少ないもの。乾燥しやすい為泥付きだと尚よい。
【特徴】
食物繊維が豊富に含まれており、お通じを良くする作用がある。
今回ご紹介したおせち料理以外も、それぞれ意味が込められています。意識しながら食べてみるのも良いですね。
参考資料 農林水産省HP