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皆さんこんにちは、まだ5月にもかかわらず25度以上の夏日を記録する日が何日か見られています。皆さんは熱中症対策をしっかりしていますか?
熱中症を防ぐために厚生労働省より「暑さを避ける、身を守る」ように対策があげられています。
①屋内ではエアコン等で温度調節。遮光カーテン、すだれを利用。室温をこまめに確認。WBGT値(湿度、日射・輻射などの周辺の熱環境、気温の3つを取り入れた指標)も参考に。
②屋外では日傘や帽子の着用。日陰の利用、こまめな休憩・天気の良い日は日中の外出をできるだけ控える。
③体の蓄熱を避けるために通気性の良い、吸湿性・速乾性のある衣服を着用する。保冷剤、氷、冷たいタオルなどでからだを冷やす。
④室内でも屋外でも喉の渇きを感じなくてもこまめに水分補給をする。
特に気を付けたい方々は、子供や高齢者、障害のある方です。
子供は体温調節機能が十分に発達していないので気を配る必要があります。
高齢者は暑さや水分不足に対する感覚機能が低下しているので注意が必要です。
障害のある方は自ら症状が訴えられない場合があるため配慮する必要があります。
熱中症の初期症状として挙げられるものはめまいや顔のほてり、一時的に意識が遠のく、腹痛などの症状が出る場合があります。また、こむら返りと呼ばれる手足の筋肉がつる症状が出る場合もあります。
これらの症状が進むと、嘔吐や頭痛、判断能力の低下が見られる様になります。こうした症状が見られた場合は応急処置として涼しい場所へ移動・体を冷やして体温を下げる、嘔吐の症状や意識に問題がなければ塩分や水分の補給を行いましょう。
※経口補水液は一時に大量に飲むと、ナトリウムの過剰摂取となる可能性もあります。腎臓、心臓等の疾患の治療中で、医師に水分の摂取について指示されている場合は指示に従ってください。
これらの処置を行っても改善が見られない場合は速やかに医療機関を受診しましょう。
自力で水が飲めない、応答がおかしい時はためらわずに救急車を呼びましょう。
参照:熱中症予防のための情報・資料サイト/厚生労働省